使用システム:クトゥルフの呼び声(第5版・HJ書籍版)
シナリオ名:屋根裏部屋の怪物(公式基本所収)
終了予定:18:30 卓人数:最低2~最適4~最大5
使用ダイス:D10を2つ、3D6, D8, D4 ※貸し出し可
レギュレーション:基本ルールのみ。初期作成。他版・サプリは持ち込み要相談。
PL向け注記:古いシナリオで、PL配布資料の文字数がかなり多いです。
PL自ら読解・推理しなければいけない部分も多々あります。
※古い版ですが、Basic RolePlaying/BRPかつクトゥルフなのでそう変化はないかと
※KPのイメージするいい感じのクトゥルフは、4人PCで一人発狂、一人死亡、二人生還なイメージですが、
このシナリオがどう想定されてるかはKPにもわかりません。
舞台:1928年、アメリカ合衆国マサチューセッツ州アーカム
依頼者メリウェザーと探索者たちの関係:友達・親戚・教え子・以前の同僚、
何にせよ死に瀕している人間が信頼するだけの個人的な絆がある。
導入:
探索者たちは病院で死の床にいるルパート・メリウェザーのもとへ呼ばれた。
メリウェザーはもうかなり年配の紳士で、末期がんで死に瀕している。
メリウェザーの危篤の報を受けた探索者たちはセント・メアリー病院に明日木曜日午後1時に、
本人の意思によって呼ばれることとなる。彼には自身では達成できない、だがやり遂げなければならないことがあった。
「わしが君たちにやれる物で役に立つのは、その中に入っているものだけだ。"あれ"をもと来た所へ追い返す方法は、
君たちが見つけなくてはならん。必ず、追い返してくれ。お願いだ。」
推奨技能
A:〈歴史〉〈図書館〉〈オカルト〉〈聞き耳〉〈回避〉
B:〈考古学〉〈エジプト語〉〈医学〉〈心理学〉〈言いくるめ〉〈信用〉〈目星〉〈博物学〉〈化学〉〈精神分析〉
屋根裏部屋の怪物 導入ハンドアウト
※キーパーよりの提示 ※これに必ず沿わなければならないわけではありません。
PC1:レディ・ジェーン・シンプソン 32歳 特権階級のディレッタント
あなたはルパート・メリウェザーの息子、バートランドの妻だ。あなたは出身国/生家の流儀にしたがって結婚前のファミリーネームを貫いている。バートランドは冷笑的でイタチみたいな男だが、あなたは何故か気があった。あなたはバートランドより、財産があり知恵も教養も意思の力もあり、舅姑もなにかにつけあなたを頼るようになっていた。そして、舅ルパートは今際の際にこれまでで一番の難題をあなたに託したのだった。
PC2:アームスビイ・ブリット少佐 58歳 退役軍人
あなたはルパート・メリウェザーとともに米西戦争(1898)をともに戦った戦友だ。年齢は少し違うが、同じ部隊で死線をともにしたその絆は何物にも代えがたい。その彼があなたに使命を託すのは二度目だ。今度も必ずやり遂げなければならない。
PC3:アーティー・ガムシュー 36歳 タフな私立探偵
あなたとルパート・メリウェザーは都会のオーセンティックなバーで知り合った。落ち着いた雰囲気のその店であなたは、バーボンを酌み交わしながらたくさんの話をし、歳の離れた友人となった。なかでもあなたが経験した「奇妙な話」にルパートは興味津津で何度も話させられたものだ。そんなルパートは常識では考えられない経験をしたあなたにだからこそ、頼みたいことがあるのだという。
PC4:エリオット・ユルゲンス博士 48歳 熱心な外科医
あなたはルパート・メリウェザーのかつての主治医だ。3年前、あなたは彼の心臓外科手術を担当した。正直、その年齢的に手術やその予後に対し悲観的だったが、メリウェザーは年齢から考えられないほどの驚異的な回復力で生き残り、病を治した。心臓病は小康状態となり、彼はあなたの患者ではなくなった。あなたは、彼の闘病する姿勢に敬服しいつしか医師と患者という垣根を超え友人関係となっていた。彼にはまだ、死ぬわけにはいかない理由があったという。その理由とは……。
- kenken
- 2019/11/26 (Tue) 22:14:29