どうも、空澄和です。
Role&Rollの236号を買ったところ、物語クライマックス直前で話題の、
「ウ、ウソやろ こ……こんなことが こ……こんなことが許されていいのか」
な虚構侵蝕シナリオが掲載されていたので、これはこのタイミングでやるしかないと思い準備してみました。
戦闘メインですが、全体としては軽いシナリオです。人数が少なければ予定より早く終わる可能性もあります。
■トレーラー
名作ロボットアニメ“G”、その第1作。
通称“ファースト”が放送されてから既に半世紀が過ぎようとしていた。
“G”関連作品はオタクの第二の故郷となり、オタクたちは互いの距離感を計りつつ、共存していた。
西暦202X年、“G”最新作が映画で公開され、今まで不可侵であった“ファースト”の世界観に挑戦を挑んできた。
公開直後の衝撃で、ファースト原理主義者と後発“G”作品のファンとの間で軋轢が一部で表面化。
オタクは自らの業に恐怖した。
虚構侵蝕TRPG
『大地に立つ』
▼使用データ:基本ルール、サプリメント「リアリティライン」
▼シナリオジャンル:アクション
▼適正イデア:50(初期作成)
▼観測者(PC)の作成にかかる情報
●作成方法について:「かんたん作成」(観測者テンプレートを選び、設定のみ作成)を推奨。「じっくり作成」(コンストラクション作成)を行いたい人は虚構侵蝕TRPG経験者でルールブック所持者に限り、時間制限内で作成する場合のみ可。
●観測者の設定:PCたちは舞台となる墨東区に住んでいるか、滞在している想定です。戦闘メインのシナリオとなるため、戦闘能力のあるPCを推奨します。PCたちは観測者で顔見知りとすると展開がスムーズです。
▼フィクションパワー
制限はありません。
▼所持品
制限はありません。
▼推奨データ
基礎技能:〈白兵〉〈射撃〉〈探知〉〈調査〉〈知識〉
その他のデータ:自分が一番ロボットを上手く扱えるような技能があれば、活きる可能性があります。
【希望PLタイプ】
虚構侵蝕TRPGは現代世界を舞台とし、フィクションの世界が現実を侵蝕、その影響を残すようになった世界を扱います。
街や人、知っている何もかもがフィクションに取り込まれていく中、異変を認識することができ、現実にしかない「しがらみ」を抱えた「観測者」となり、虚構侵蝕を食い止めましょう。あるいはその中でPC自身も虚構の影響を受け、現実から逸脱していくかもしれません。
今まで取り扱われていた題材は実写映画に限られていましたが、今回サプリメント「アニメソースブック リアリティライン」が出たことで、アニメ作品の虚構が扱えるようになりました。世界のリアリティが判然としないようになる中、現実とフィクションの間を行き来する観測者、あるいはフィクションから生まれ落ちた存在となって虚構侵蝕を食い止めてください。
参考作品として「Re:CREATERS」「シュタインズ・ゲート」などが挙げられると思います。
今回のシナリオはR&R236号掲載のサンプルシナリオを使用します。“G”新作映画が封切られた直後のお台場を訪れるところからスタートです。なおGMは、映画は観たけれどTVシリーズ観てない人です。ネタバレは特に気にしませんが、知らない人を置いてけぼりにしない程度でよろしく。
- 空澄和
- 2025/06/15 (Sun) 00:55:14